このページでは、実際にNFTを取得するために必要な「ウォレットアドレス」の作成方法について、分かりやすくご説明します。
必要なものはごく少なく、手順もシンプルですので、初めての方でも安心して取り組んでいただけます。以下の説明を順を追って進めていただくことで、すぐにウォレットアドレスを作成できます。それでは、早速始めましょう！
ウォレットアドレスとは？
ウォレットアドレスとは、仮想通貨やNFTを安全に保管するための「デジタルなお財布」のようなものです。従来のWeb2の世界では、さまざまなサービスのログインに「メールアドレス」と「パスワード」を使用していました。一方、Web3の世界ではこれに代わり「ウォレットアドレス」を接続することであらゆるサービスにアクセスをする仕組みが主流となっています。この新しい仕組みにより、個人情報を入力する必要がなく、よりプライバシーが保護された状態でサービスを利用できるのが特徴です。
今回は、最も広く使われているウォレットアプリ「MetaMask（メタマスク）」を使用し、ウォレットの作り方について解説します。MetaMaskは、初心者でも簡単に操作できる設計となっており、多くのWeb3のサービスと連携可能なため、これからWeb3の世界を体験したい方に最適な選択肢です。
必要なもの
まずは準備するものを確認しましょう。
- スマートフォンまたはパソコン（インターネット接続が必要です）
- 紙とペン（重要な情報をメモするため）
ウォレットアドレス作成のステップ
ステップ1: MetaMaskをインストール
まずは、MetaMaskをインストールしましょう。
- スマートフォンの場合：
- App Store（iPhone）またはGoogle Play（Android）でアプリをインストールします。
- パソコンの場合：
- 公式サイトにアクセスしてエクステンションをダウンロードするか、Google Chromeをご利用の場合は拡張機能をダウンロードすることをおすすめします。
- 公式ウェブサイトはこちら https://metamask.io/
- Chrome拡張機能はこちら
https://chromewebstore.google.com/detail/metamask/nkbihfbeogaeaoehlefnkodbefgpgknn?hl=ja
おすすめはPC版であるGoogle Chrome拡張機能です。Web3の世界では、PCでしか使えないサービスも多いので、特にこだわりがない場合はPCを推奨します。
ステップ2: アカウントを作成
- アプリまたはブラウザ拡張機能を開き、「新規ウォレットを作成」を選びます。
- パスワードを設定
- 自分が覚えやすいけれど、他の人には推測されにくいものにしましょう。
- 秘密鍵（シークレットリカバリーフレーズ）の確認
- 数字や単語の並びが表示されます。
- 絶対にスクリーンショットを取らず、紙に書き写してください。 これがあなたのウォレットを復元するためのカギになります。これを取られると全てのNFTや資産が盗まれてしまいます。人には絶対に教えず、絶対に無くさないようにしましょう。
ステップ3: セキュリティチェック
- 秘密鍵（シークレットリカバリーフレーズ）の確認作業があります。
- アプリが求める順番通りに単語を入力してみましょう。
- 完了すると、ウォレットが作成されます！
ステップ4: ウォレットアドレスを確認
- ウォレットアドレスを確認
- アプリのトップ画面に表示されている「アドレス（0xで始まる文字列）」が、あなたのウォレットの住所です。
- ウォレットアドレスは皆に共有しても問題ありません。友達や仮想通貨取引所からこのアドレスにイーサリアムやNFTを送ることで、ウォレットに資産が届きます。
注意点
- 秘密鍵（シークレットリカバリーフレーズ）は他の人に見せない！これを知られると、ウォレットの中身を盗まれる可能性があります。
- 詐欺サイトに注意！ Web3の世界では無数の詐欺やハッキングに溢れています。アプリやサイトは必ず公式ページからダウンロードしてください。何でもかんでもウォレットをつなげることは辞めましょう。自分の資産はしっかりと守るために、常にウェブサイトが本物であるかどうかをチェックすることが大事です。